2007年02月25日

柿の木

今日は日曜日。田舎では良い天気なら”今日は何をしようかな”と思う日はまずありません。何故なら、外に出れば何でもすることがあるからです。ただ、”絶対に今やらねば”ということは少なく、気がつけばやれば良いということなので気楽です。

今日は柿の木の枝に目が止まりました。枝々の先端がみんな天を向いてまっすぐに勢いよく伸びています。去年、柿の収穫後に剪定をしたのですが・・、柿の木はよく分からないことが多いです。
背が高くならないように、また枝の先が下の方に垂れるようにして、手で実が取れるように上に伸びる枝や、混んでいる枝などを剪定していくのが基本なのですが、柿の木は本に書いてあるようにはなかなかいきません。

私の感覚では、あまり枝を切らない方がいいのでは、と思います。混んでる枝や伸びすぎた枝など、不要な枝を少なめに落とすことで良いような気がします。上に伸びる枝を止めると、その横から出てきた小枝が全部また上を向いて伸びます。

横に出て下がるということはありません。剪定の方法がおかしいのかもしれませんが、手のつけようのない形になってしまいます。私には柿の木は不思議な木に思えて仕方がないのですが。
posted by てつ at 07:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 田舎の生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

バーベキュー

田舎の生活で楽しいことの1つに、夏に我が家の芝生で催す「バーベキュー」があります。ワイワイと女房、娘、息子そして孫も入れてみんなで自然の中で食べるバーベキューは最高です。
どれだけ騒いでも、どれだけ肉のニオイを発散させても、田舎では問題はありません。

夏の夕方から夜遅くまで、肉と、我が家で採れた自慢の野菜をたらふく食べて、ビールを飲んで花火をして、写真を撮って騒ぎます。
これは多分、田舎でしか味わえない私にとっての至福の時間です。
今年は夏までにバーべキュー用の炉をブロックで作ることを考えてます。芝生の端の方にブロックを3方に積んで作れば、バーベキューのコンロも必要なくなります。

将来は「炭」も自家製にしてみたいな、と思案しています。そうなれば買ってくるのは「肉」だけですが、幸いこの地方は日本3大和牛の1つにあげられている有名な肉牛の特産地なので、最高のバーベキューを味わう条件が全部揃うことになります。あとはビールだけか・・・。田舎のこういう自由さがたまりません。
posted by てつ at 14:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 田舎の生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

魚釣り

久しぶりに「魚釣り」に行ってみようかな、なんて思いつき、物置から昔のまま放ってあったつり道具を出してきて、昔のことを思い出しながら仕掛けを作ってみました。
もう20年ぶりくらいになるのですが、意外にこういうことは覚えているものです。

「魚釣り」といっても、田舎では近くの川や沼で川魚を釣ります。自然の中で何も考えず、水面の1点を見つめているわけですが、いつも波で体が水の上に浮いているような感覚になったことをよく覚えています。

エサはもっぱら「ミミズ」か「赤虫」です。釣る魚は「フナ」か「もろこ」、「ハエ」などです。
不思議なもので、赤虫だとたくさん釣れますが、魚が小さいのです。ミミズは大きいのが釣れますが、たくさんは釣れません。

近くの沼に行きました。20年昔とそれほど変わっていなかったように思いました。季節は真冬だと言うのに、暖かくてそのまま寝てしまいたい気持になります。沼の周囲にはヨシが生えていて、その空いているところを探して釣ります。

少しそよぐ風は、やはり冬の冷たさがありますが、小鳥がさえずる声を聞きながら糸をたれ、湖面をじっと見つめていると、昔のように、波の上でフワフワ浮いている感覚になり、多くの昔の思い出や風景が脳裏をかすめます。そうなると、もともと釣果などどうでもいいような魚釣りですから、すぐに竿をおいて後ろに寝転んでしまいます。

真っ青に澄んだ青空を見つめながらそのまま想いをめぐらせば、いつの間にか寝てしまっていました。
でも気持ちよい田舎の気楽な半日でした。
posted by てつ at 06:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月20日

ふきのとう

今年はやはり春が早いです。昨日、もう「ふきのとう」が出ているのを見つけました。いつもなら3月頃に採っているのですが、あまり暖かいので、探してみたところ、6つほど見つけたので、早速、採ってビニール袋に入れて冷蔵庫に保存しました。

この「ふきのとう」の美味しさは若い人には分からないかもしれません。私も若い頃には見向きもしませんでしたから。
あの”ほろ苦い”春を思わせる強烈な独特の香りは、スーパーで買ったものにはないものです。私には、土の匂いと春の匂いと緑の匂いが混ざった大好きな香りです。

隣の奥さんに、これをミソと合える秘伝の料理方法を教えてもらいましたので、今夜は女房にそれを作ってもらうことになっています。これはどうもミソの甘みがあるグルメのようです。
我が家の料理は、ふきのとうとかつお節と、ちりめんジャコを使った料理です。お酒のみにはたまらない絶品ができます。

こういう田舎の自然で育ったものを肴に、美味しいお酒を飲む時に、田舎暮らしの良さを一番私は感じます。
posted by てつ at 18:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 田舎のグルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

ウオーキング

見渡す限りの田んぼの間に張り巡らせた、国道級の農道は、将来の日本の穀倉地帯の一つを夢見た結果です。あえなく夢は減反という結果で終わり、このツケはお金の返済という形でこれからも続きます。

ただ、この農業政策の失敗のしわ寄せを、農業従事者と土地の所有者が背負わねばならないという、何んとも皮肉な結果になっていることを多くの人は分かっていない気がしてなりません。

そういうことに目をつぶれば、国道級の立派に舗装された農道が出来たことは、絶好のジョギングやウォーキングの場所を提供してもらったことになります。もとは、ひと雨降れば、自転車でも走れないようなぬかるみと水溜りばかりのせまい泥道だったのですから。

一大穀倉地帯を大型トレーラーが走っていたはずの街道が、皮肉にも、人のためのジョギングやウォーキングのコースになったのです。そのため、こんな田舎で、夕方にもなればかなりの数の人が走ったり、歩いたりするようになり、まるで田舎の神宮外苑のように様変わりしてしまいました。
でも、ジョギング、ウォーキングにはこれほど絶好の環境はないと思います。

田んぼの間を吹き抜けてくる風は、自然いっぱいで心地よく、道は広いし、車は通らない、こんな場所なら誰でも歩いてみたくなりますよ。
posted by てつ at 18:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

野菜つくりの準備

それにしても雪が降りません。今年になってから、まだ1回降ったきりです。小さい頃はこの頃だと、道に根雪のように固くなって、暖かくなる春まで消えない雪があったものです。その上を歩いて毎日学校に行ったことを覚えています。

今年は春が早そうなので、野菜つくりの準備にかかることにしました。例年より1ヶ月くらい早い感じです。
今年は「草木灰」をもっとたくさん使ってみたいので、ドラム缶を1個もらってきました。
ドラム缶の上のふたの部分をハンマーと尖った鉄製のチスとかいう道具を使って1時間かかって切り取りました。

都会なら出来そうもありませんが、田舎では広いところでドラム缶で物を燃やす人はたくさんいます。
ふたを取ったドラム缶で、乾燥させた木の枝や葉、草などを燃やしてそれを畑の肥料にします。
木の枝や葉は近くの造園屋さんに必要分だけ分けてもらうことにしています。

造園屋さんも刈り取った木の枝や葉は、産業廃棄物として捨てに行くのですが、処分するのにかなりのお金を取られるわけですから、お願いすれば好きなだけ分けてくれます。
それをしばらく太陽の下で乾燥させ、燃やすだけのことです。立派な「カリ肥料」ができます。
posted by てつ at 07:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家庭菜園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月08日

宴会

昨夜は町内会の新役員の「初顔合わせ」、ということで今年の新役員が集まり、夕食を食べました。
田舎で夕食、といえば当然酒席、宴会です。夕食と言ってもご飯などはほとんど準備されてることが少なく、酒と料理だけです。
夜の6時半から始まり、終わったのが11時です。昨日はまだ早いほうです、多分週末でなかったためと思われます。普通なら確実に12時まで延々と続くのが田舎の宴会です。

都会から来た人は、田舎の酒席に出たら戸惑うことが一つあります。それは「盃を交わす」という慣習です。町の人はたぶんそんなことやらないでしょう。自分の盃の酒を飲み干して、その空になった盃を人に”いっぱいどうぞ”と差し出します。差し出された人はその人の空の盃を受け取り、酒をついでもらって飲みます。飲み終ったらその人は空になった盃をまたもとの人に返し、お酒を注ぎ返します(返盃です)

結局、一つの盃に二人が口をつけることになるため、不衛生ということだけでなく、本当は嫌なことです。また、その「盃を交わす」というのが一度や二度でないわけです。
しかしこれを嫌がると、「おれの盃を受けられない?」ということになり、相手に対して大変失礼なことになり、場の雰囲気が悪くなるだけでなく、理屈抜きに「できない」ことなのです。
今の若い人や女性にはとても受け入れがたいことだと思いますが、田舎ではまだ普通の生活のしきたりの一部です。
posted by てつ at 06:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 田舎の生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

田舎の畑

田舎の畑は、今はもう昔の畑ではありません。都会に住む人は、畑といえばどんな風景を思い浮かべるのでしょう。
季節が春なら、畑一面、黄色の菜の花や緑の野菜畑を想像するのではないでしょうか。残念ながら、今の田舎の大半の畑は「真っ黒」です。

真っ黒でない部分でほそぼそと土を耕し、野菜を植えているのが実状です。この「真っ黒」な部分とは何だと思いますか?大半の畑が一面に「黒いビニールシート」で覆われているのです。
少子高齢化の波をまともに受けているのが田舎です。畑を作る人が田舎にはもういなくなってきたのです。ほっておくと、雑草が見る間にのびて全面が雑草畑になってしまいます。

雑草だけでも伸びてこないようにと畑に「黒いビニールシート」を敷き詰めているわけです。こうなってしまったら、もう畑としての復活はあり得ません。寂しい風景です。
毎年、年を追うごとに黒い面積は増えていきます。65歳以上の高齢化率が40%近くになるのですから仕方ないといえば仕方のないことです。

しかし、これはよく見れば村に若い人がいないということではないのです。そんなに若い人が激減してるわけでなく、いるのだけれども、みんな都会に行ってしまって村に帰ってこないから、そういう現実になっているのです。このまま年月が経っていけば、日本の田舎の村はどうなってしまうのでしょうか・・・。
posted by てつ at 13:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 農業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

田舎の選挙

田舎では2月は年に一度の自治会長以下役員の選挙改選の日。
選挙方法も旧態依然で、昔はみんなこんなことをやってたのかなあ、って思いますよ。最初に「自治会長」の選挙があるのですが、選出された人が出席してなかったのです。奥さんは来てたのですが、本人が来てないので、「決定」とはいきません。それでこの場所に本人に来てもらって、本人から承諾を得て、みんなの前で「1年間やらせていただきます」と言ってもらうのが通例だというわけです。

しかし、奥さんは今日は東京に行っているから連絡が取れない、と言います。しかし、そんなことが通じるはずもなく、携帯電話をかけて連絡するように役員は言い、それで、何回も携帯をかけるのだけど通じない。その間に時間は過ぎていき、1時間、そして2時間。
その間、村中の人が狭い公民館の中でワイワイしゃべりながら待ってると言うわけです。何を待ってるかと言えば、その場所に来るのを待ってる、というわけです。こうなれば、ちょっと信じられない光景です。

それを言うと、昔は夜の12時まで待ったことがあるとのこと。総会は朝の11時からなので、13時間も選挙の為にそこにいたことになります。
2時間も経つと、さすがに若い人たちは我慢が出来なくなります。ざわついてきた時にやっと電話がつながったらしく、電話で何とか承諾が取れ、今回は帰ってくるのを待たなくても良いことに決まりました。本当に昔に生まれてなくて良かったです。

しかし、全部選挙が終わったのが夕方5時半。それからみんなで夕食をそこで食べます。もちろん、お酒も出ます。それが2時間。
午後1時からの選挙総会で、結局約7時間その場にいた事になります。こんな無駄な時間を無駄に感じない神経を持っていないと、田舎はとてもつとまらない場所であるのです。
posted by てつ at 05:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | こんなこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

漆器

我が家には昔の古い土蔵があります。田舎には珍しいことでなく、昔は米の保管などに使われていたようです。
当然古いガラクタのようなものばかりあるのですが、少しづつ整理していますので、それほど残っていないのですが、それでも明治か大正時代のものと思われるものがホコリだらけで置いています。

この前の日曜日にも、昔の祖父のものらしきものを整理していたら、盃の形の漆器が出てきました。色は朱色で、金色の桐の紋が盃の底に書いてあります。紐のついた桐の箱の入っていました。箱のふたの裏に紙が貼ってあり、細かい字で製造元らしい会社や代表者の名前が書いてありました。

箱にしても盃にしても、何か気になるので、早速ネットで調べました。東京と福島県の住所(東京都は「東京市」でした)調べ上げたあげく、行き着いたのが福島県の「末廣酒造」という造り酒屋だったのです。
すぐにホームページで調べたところ、ビックリしました。すごく有名な酒造会社で地酒をたくさん造っておられ、多くの賞を獲得されている地元やネットでも有名な会社でした。

早速、メールを入れて、「この『漆器』の由来が分かれば教えて欲しい」というような内容で、丁重に書いて送りました。2日後、本当に返信が来たのです。しかも丁寧に書いていただき、「さすがに天下に名だたるところは社員教育から違うな、」という思いがしました。さらに、「古い事なので、これ以上は社長に聞かないと分かりませんが、社長は今、アメリカに行っていますので帰ってきたら、聞いてまた返事します」と書いてありました。

社長というのは、創業から7代目とかで、かなり高齢の方のようです。
私はそこまで考えていなかったので、恐縮してしまいました。いっぺんに、この酒造会社が気に入ってしまって、ここのお酒を一本、ネットで注文してしまいました。
このお酒です⇒
    末廣 玄宰 大吟醸 1.8L 

結局、この蔵元は、明治時代には「漆器」も作っていたそうで、大正天皇の即位式には宮内庁からのご用達で全国65万個ほどこのような漆器を作った記録もあるとのことで、何かの大きな式典などには記念品として作っていた場合が多かったらしい、という返答でした。特定は出来ませんでしたが、私は大満足でした。
posted by てつ at 06:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | こんなこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする