2011年12月26日

山芋(ヤマイモ)

今年最後の家庭菜園での仕事は「山芋(ヤマイモ)」掘りでした。山芋は、ジネンジョ(自然薯)とも言われますが、本当のジネンジョは山に自生する芋のことを言い、なかなか一般には手に入らない芋で、たいへん貴重なものです。山村に住む人にはそれが自生する場所を知っていて、場所は他人には言わないと言われています。場所を知っておくと、毎年そこにいけば採れるからです。ただ、自然のものは掘り起こすのが難しいだけでなく、イノシシの大好物なので、取りあいになるとも聞きます。

自家栽培の山芋は、5月頃植え付けたものが秋になると葉もツルも枯れてしまいます。そうなると採りごろで、毎年年末におこすことにしています。他では、まっすぐ下に伸びさせ、採るときにも採りやすいように、植え付けの時に土中にビニール袋を入れたり、竹や樋(トイ)を忍ばせたりするようですが、わが家では全て「自然」、伸びたい方に伸び、育ちたいように育てていますので、形はムチャクチャですが、その方が、美味しそうだし、掘るのも時間はかかりますが、大変楽しい作業になり、子供たちも喜びます。
      DSCF0187.JPG ←今日掘った芋は先が二つに分かれていました。

食べ方も、あくまで「自然」が一番です。スリコギで皮のまますって、少し醤油をたらして、ワサビをいれて良く混ぜ、熱ごはんの上からかけて、おなかにすすり込みます。正月のおせち料理に飽きが来た頃、これをするのが正月一番の楽しみです。

少し畑に残しておいたジャガイモも一緒に掘り起こしました。冬のものは皮が薄く、そのまま全部使えます。小さいイモは丸いままカレーライスに使うと美味しいです。
    DSCF0188.JPG ←ザルにいっぱいありました。

寒い日でしたが、女房とワイワイ言いながらする「イモ掘り」もシニア向きで結構楽しかったです。
posted by てつ at 07:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家庭菜園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月19日

田舎の12月

あと2週間で今年も終わりですが、田舎では12月中旬くらいから正月を迎えるこの時期は、かなり忙しい毎日が続きます。

まず1つ目は畑です。この時期には、大根にカブを土からおこして洗って、寒風に3,4日干した後、漬物つくりが始まります。今年の新米の米ぬかに塩を振りかけながら漬けていきます。一番上には約30kgくらいの石を載せて押さえます。こうして約2週間。桶の上に水が上がってきたら出来上がりです。ちょうど正月に出せるように漬けていきます。

2つ目は、さやエンドウとグリーンピースの「手」を作ってやる仕事があります。大体、10〜15cmくらいの大きさで年を越せるようにするのが理想的な育て方なので、現在は10cmくらいになっています。DSCF0181.JPG   DSCF0182.JPG
来年になり、少し暖かくなれば、豆のツルが上に登りますので、そのための「手」を作ってやります。材料は竹と米ワラです。DSCF0183.JPG
来年の4月頃になり、30cmくらい登ったところで、さらに高く登れるように「ササ竹」を「手」にしてやります。結構、面倒な作業が豆を作るには必要です。

3つ目は、「山芋」を掘ります。これも正月までに葉やツルが枯れて、いつでも掘って食べられるようになるように作ります。正月のおせち料理を食べ飽きた4日頃に畑に行って掘ります。
山芋をすって、少し醤油をかけ、熱ごはんにかけて食べれば、これ以上美味しいものはありません。

他には、ジャガイモを全部掘り起こして、新聞紙に包んで暗い所に保存します。イチゴは茶色くなった下の葉を取ってしまい、葉っぱを3〜4枚にしておきます。今年中にこの作業をしておかないと、来年大きなイチゴができません。水菜やキャベツ、白菜など、必要な分だけ取り、畑をできるだけ空けるようにします。

4つ目は空いたところを掘る作業です。土を掘り、春が来るまで冬の寒風にさらします。これは、土中の防虫と、畑を休ませてやる2つの目的でやりますが、この作業は田んぼと同じです。
posted by てつ at 06:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 田舎の生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月08日

好き寄り会

田舎でも、自治会とか老人会などの組織が崩壊に向かっていることはどこの同じのようです。我々のところも、加入が任意になっている老人会の組織などは、いつ崩壊してもおかしくないのが実状です。
個人的な理由はいろいろありますが、最初は、定例会などへの欠席が増えてきて、次にクラブ活動などへの参加者が減ってきます。その後は、加入年齢65歳を越えても入会しない、と言う人が表われます。その次は退会届が出始めると、あとは雪崩のように崩壊に進んでいくのがパターンのようです。

以前、名古屋の瑞穂区で老人会長を長くされておられる方が言ってました。「老人会は、何も参加しない人に限って、苦情や文句を言ってくる会です」、「やってられません」って。

田舎では、そういう組織は崩れていくのですが、個人的に気の合う人同志、3、4人のグループで年に何回か飲んだり食べたりする「好き寄り会」は盛んです。町内の人が縦横に小グループを作ってコミュニケーションの場を作っています。
昔は、「常会」とか「寄り合い」と呼ばれる村の話し合いの場が唯一コミュニケーションの場になっていたのですが、こんなこともずいぶん変わってしまいました。

しかし、変わらないのは話の内容です。よその家のうわさが中心ですが、それ以外には、家の跡継ぎの話や、老齢化の話、葬式やお寺のこと、自治会費が高いという話、農家の後継ぎ問題、年金の話、どちらが先に死んだらどうするかというような、不安の話、病気と医療費の話、などなどで決して明るく楽しい話はありません。これらの話題をおもしろ、おかしく話しているのはどのグループも同じです。



posted by てつ at 11:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする